就活GeekHub

エンジニアになりたい人とIT企業をつなぐしゃべり場!「就活GeekHub」のブログです。

求む!就職活動をワクワクさせる仲間!! - 株式会社i-plug

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1/25(土)大阪開催「就活GeekHub」出展企業インタビュー!

今回は 株式会社i-plug 人事の宮崎さんに、i-plugが求めている、就活GeekHubで会いたい人についてお伺いしました。

ー まずは、御社が何をされている会社なのか簡単に教えてください。

宮崎
「つながりで世界をワクワクさせる」というコーポレートミッションを掲げて、若年層(メインは大学生)の方向けに、今までの就職活動の形、雇用課題を解決するプラットフォームを作りたいという想いから、2012年にi-plugという会社がスタートしました。

その中でまず、就職活動をサポートする「OfferBox」というサービスを開発・提供しています。OfferBoxは学生のエントリーを待つ「エントリー型」ではなく、企業から学生にスカウトを出す「オファー型」のダイレクトリクルーティングサービスです。

最近では、機械学習(Python)で学生と企業の求める人物像のマッチング具合を上げたり、人間の行動特性を分析するノウハウを使って学生のコンピテンシーを可視化し、企業が求める人物像にマッチさせるといったこともしています。

オファー型のサービスとしては業界でシェアナンバー1。新しい新卒採用のモデルを提供しています。

ー OfferBox以外にも開発しているサービスはあるのでしょうか。

宮崎
はい。最近、大学生の成長を支援するサービスを開発してる最中です。使いやすいサービスを作るため、各大学にどういう価値を提供する必要があるかをヒアリングする価値探索のフェーズが年末に終わりました。年明けから要件定義・設計・実装を急ピッチで仕上げているところです。

ー これからちょうどOfferBox以外のサービスが立ち上がるところなんですね!

宮崎
そうです!春のリリースに向けて開発が進んでいます。

ー 会社の雰囲気はどのような感じですか?

宮崎
社員数は123名、グループ会社も入れると170名ぐらいですね。エンジニアは現時点では15名、デザイナが5名です。

オフィスのデスクはフリーアドレスです。自席で仕事してもいいですし、集中したいときにスタンディングデスクで仕事をする人もいますし、リモートワークをしているメンバーもいます。そこは自由です。

あと私達はスクラムで開発をしているので、アナログカンバンが壁際にあります。そこで毎日ペアプロをやっていますね。

ー 今回のイベントでどういう人と出会いたいですか?

宮崎
今は組織拡大の真っ最中でして、サービスの質を上げるためにもWebアプリ開発エンジニア・Webデザイナーを募集中です。

ベンチャーで変化が激しい会社ですので、私達のバリューでもある「変化を楽しめる人」を求めています。

スキル的には、Webアプリケーションの実装経験はマスト(サーバーサイドをPHPで実装しているので、その実装が出来る方)ですが、スクラムをしているのでチームプレイが出来るのかというところを重視します。「僕ひとりいればなんとかなります!」というエンジニアの方はうちには合わないです。1人の力は限界があるので、みんなで一緒にやりたい、チームプレイをやりたい!という方にお会いしたいです。

基本は中途採用中心ですが、2021年新卒の方もいい方がいらっしゃれば採用を検討しています。このイベントでも、そういう方がいたら是非お会いしたいです。

ー 他に「こういう方が合う」というポイントはありますか?

宮崎
就職活動で苦い想いをした経験がある人は、弊社のプロダクトに愛を感じやすいかもしれません。

求めているそのエンジニアリングのレベルは決して低いものではないのですが、技術への興味だけではなく、就職活動についての課題解決に興味がある!僕たちのプロダクトで学生・企業の方に価値を届けたい!!という方と是非一緒に働きたいです。

ー 例えばOfferBoxに、どういう形でそのエンジニアの想いが反映されますか?

宮崎
まず、機能開発の要件定義にエンジニアが関わっています。

また、日々の改善要求に対応しつつシステムのリプレイスをかけているチームとは別で、グロースチームがグロースハックで洗い出した改善を仮説検証しています。そこでは自分達で検証用アプリを実装・ABテストを行い、短いスパンでリリースしています。

ー なるほど!御社の場合、エンジニアもサービス開発に深く関わっているため、プロダクト愛を持ってサービスを改善することを考えることができる人を求めているというわけですね。

就活に対する想いがあり、学生・企業に価値を届けるプロダクトを開発したい!という方、ぜひi-plugさんのブースにお越しください!

参加登録はこちらから!座談会見学のみも大歓迎です。「イベントをちょっと覗いてみたい」という方もお気軽にお越しください 😃

「俺が、私がタップのプロダクトを生まれ変わらせてやる 😤 」鼻息の荒い人と出会いたい!! - 株式会社タップ

1/25(土)大阪開催「就活GeekHub」出展企業インタビュー!

今回は 株式会社タップ 取締役 兼 エンジニアの大村さんに、タップが求めている、就活GeekHubで会いたい人についてお伺いしました。

ー まずは、御社が何をされている会社なのか簡単に教えてください。

大村
弊社は企業向けの新卒採用/中途採用と、学校法人向けの資料請求/イベント受付管理のデータベースアプリケーションをWEBで提供しています。

どちらのプロダクトもかなり息が長く、企業向けシステムで20年、学校向けでは15、6年程続いているプロダクトになります。 稼働当初は就職活動や学校への資料請求にはまだ「はがき」が使われていた時代で、WEBが活用されはじめるかどうかぐらいのタイミングから運用していることになりますね。

システム稼働当初は2人での開発・運用でしたが、規模の拡大、WEBを使ったシステム開発で求められるスキルもどんどん多様化しているのにあわせて、一緒に開発・運用を手伝っていただける仲間を増やしているところです。

社内の体制としても、例えばインフラ、フロントエンド、バックエンド、カスタマーサポートなど、チームでの業務分担を行いながら、徐々に規模も拡大しているところです。

ー とにかくいろんな人が欲しい!ということですね。

大村
そうなんです!

ー チームの規模や雰囲気はどのような感じですか?

大村
FBデータシステム事業部で20人ぐらいです。 男性の方が多いですね。女性は今4人です。

ー WEBサイトの写真ではみなさんスーツですが、今拝見していると皆さん私服ですね。

大村
はい。社内では服装は自由ですね。

ただ、業務上お客さんの会社に行くときに、僕の今日みたいな格好(ラフな私服)では行けないので(笑) そういう場合はスーツですね。

ー オフィス、ダンボールがめちゃくちゃ積まれていますが・・・?

大村
オフィス、ちょうど明日の夜から改装でして。めっちゃカッコよくなりますよ。

ー 明日!?

大村
人が増えても大丈夫なレイアウトにします。あと、めっちゃおしゃれになります。働きやすくなりますよ!

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改装途中の様子(1月下旬完成予定)

ー それは楽しみですね・・・!イベントには是非写真を持ってきてください。

ー 今回のイベントでは、どういう人と出会いたいですか?

大村
今回は「何か特定のスキルに秀でている人」というより「WEBでのシステム開発・運用に関わることなら何でもやってみたい」みたいな人が欲しくて。

弊社のプロダクトは息が長く、稼働開始から15年以上経っている製品なので。当然日々ブラッシュアップしているんですけれども、なにかをただ作っていればいいという人ではなく、弊社のプロダクトを新しい視点で新しく生まれ変わらせてくれるぐらいの人っていうのが欲しいんです。

技術的にめちゃめちゃスキルがあるというより、WEBやプログラミング、そのテクノロジーを使って商品・製品を作ることに凄い興味があるとか。で、もうすでに規模のあるサービスでバリバリ色んなことやりたいとか。そういう感じのなんかすげー鼻息荒い人に会いたいなと思っています(笑)

ー 鼻息荒い人!!(笑)

大村
今回は、フロントエンジニアやインフラエンジニアみたいな、特定の固まった職種の方が欲しいという感じではなくて。将来的に、今弊社が作っているプロダクトのプロダクトオーナー的な立ち回りをやっていってもらえるような方と出会いたいです。

弊社はサービスはかなりの規模なのですが、会社としてはそこまで大きな規模ではないので。規模のちっちゃい会社だからこそ経験できることってあると思っていて。 「小さい会社でなんでも色々やってみたい!」、やる気に溢れて、やりたいこといっぱいです!みたいな人と話してみたいですね。

今までも結構そういう感じで採用しています。 学歴も関係なくいろいろですし、国籍・性別も関係なく、どんどんやる気ある人を採用したいです。

直近だと、プロダクトで使っているのがLaravel(PHP)とVue.jsなのでその開発の仕事があります。

また、現在はオンプレで400台ぐらいのサーバー規模で運用しているインフラを、徐々にクラウドAWS)へのマイグレーションを進めているところです。 この3月に学校向けのサービスをにクラウドに乗り換える予定なので、AWSでバンバンやりたい人もやれることはいっぱいあると思います。

ー やる気がある人であれば、高校生とか。例えばバイトもありですか?

大村
今まで学生さんに向けてバイトやインターンを採ったことがないのですが、やってみても面白いかなと思っているところです。

ー なるほど!では、「俺が、私がタップのプロダクトを新しく生まれ変わらせる!!!」ぐらいの鼻息の荒い方、ぜひタップさんのブースにお越しください!

参加登録はこちらから!座談会見学のみも大歓迎です。「イベントをちょっと覗いてみたい」という方もお気軽にお越しください 😃

今回の就活GeekHubは就活/転職活動中ではない方の見学もOK!

エンジニア向け合同説明会「就活GeekHub」! いよいよ3回目の開催日(1/25)が迫ってきました!

今回の就活GeekHubは実は「座談会見学」チケットを用意しています。

こちらのチケットは、現在就職活動・転職活動を行っていない方のご参加もOKです 🙆‍♀️

  • まだ本格的に就職活動をしていないけれども、関西の企業のエンジニアの採用や働き方についての話を聞きたい
  • 現在エンジニアで、他の企業のエンジニアの採用や働き方についての話を聞きたい
  • イベントの様子が気になるのでちょっと覗いてみたい!

といった感じで、気軽にご参加下さいね。

前回の座談会の模様はこちら!

blog.geekhub.jp

座談会は 10:30〜11:00、14:00〜15:00 の2回を予定しています。

参加企業は

今回はPHPAWSをはじめとする幅広いジャンルの、新卒/中途の採用イベント!という感じです 🤗

詳細/参加登録は公式サイトから!ご参加お待ちしております 😃

「エンジニア就活ではサービス・技術どちらで会社を選ぶ?🤔」「資格は必要?📚」 就活GeekHub座談会

次回で第3回目を迎える、「エンジニア」になるための就活イベント「就活GeekHub」! エンジニアとして就活/転職するみなさんと、企業との密なコミュニケーションを図れる場を提供いたします!

  • エンジニアとして自分が好きなことにチャレンジできる?
  • えっ、初対面でこんな些細な事まで聞いて良いの?

そんなエンジニアになりたい方にとって、企業の本音が聞ける絶好のチャンスです! 是非、当日はラフで気軽な気持ちでお越しください。 多くの「Geek=技術が好きな」方のお越しをお待ちしております!!

2回目座談会の内容紹介

前回、約1時間半の「座談会」では、みなさんからこんな様々な質問をいただきました。 当日につきましては、参加者からの出展企業への積極的な質問をお待しています! 以下に、そのときの質問と回答の一部をまとめました。

Q. サービスではなく技術で会社を選んだほうがいい?

まずは自分が「どんなエンジニアになりたいか」を考えてみるといいかも?

自分が好きな技術だけやっていて売上につながらなければモチベーションは下がるし、かといって技術も追わないと技術的負債がたまってしまう・・・。

好きになるサービスや技術は変わるので、まずは「これはやりたくない」というサービスや技術を避けるという考え方もある。

Q.「自社サービス開発」と「受託開発」の違いは?

ビジネスモデルがそもそも違う。受託だと納品まで短い期間で納品して終わり。自社サービスとなってくるともっと長いスパンで子供を育てる感じ。

過去経験した会社の話だけれども、受託は何がなんでも納品日に間に合わせないといけないので、残業になりがちだった。

自社サービス開発では、リリースが間に合わなさそうな場合は、基本リリース日を調整している。

【参加者からの追加質問】今の話だと自社サービス開発の方がよさそうに聞こえる。自社サービスのあまりよくないところも聞きたい。

自社サービス開発は、これもう引き下げたい・・・という機能をなかなか下げられない。前職の話だけど、儲けがでていないのにユーザーがいてずっと削れない機能とかがあった。 自社サービス開発はそういった意思決定で心労が溜まるというのはあると思う。

受託は「納品したら次!」にチャレンジできるという良さもある。新しいことも試しやすい。飽き性の人は受託があっているかもしれない。

Q. 家賃補助ってある?

ない。給料に含んでいる。

新卒2年目まである。

これから制度を作るところ。

Q. 新卒入社でも、自分がやりたい技術を積極的に言うことはできる?

言うことはできる。言うのは自由。

採用されるかはタイミングとかどのメンバーでやるかによりそう。 例えばServerをLispで書きたいって言ってもまず通らないだろうけど、リニューアルのタイミングだったらもしかしたら・・・。

外に出ているサービスではない、外には出さない細かい周辺ツールについては割と技術選定の裁量がある。

Q. 資格はどこまで見ていて、就活でどれぐらい重要?

この資格もっているからOK/NGはない。興味の傾向や話のネタ程度?

大事なのは合格という目的に対してやりきった証だと思っている。「なぜとったのか」と聞いたときに「学校に言われたから」という回答だと受け身な印象・・・。

資格をとる動機が低レイヤーから勉強するために取ったというような話であれば、基礎を大事にしているなぁと好印象。最新技術ばかりをおっかけて基礎をおろそかにするのはちょっと違うので。

Q. 採用面接時、何をみる?どういう人と面接することになる?

技術面とカルチャーフィットをみている。新卒は新卒担当、中途は希望している職種に近い人が面接。

新卒と中途で共通しているのは、弊社のミッションに共感いただけているか。新卒の場合は、物を作ることが好きか、技術に対して前向きかをみている。中途は現場の人間が面接で細かくヒアリングし、レベルを判断。

ITとデザインを売りにしているので、両方興味があるか。技術だけじゃなくて、人柄などのバランスをみている。

Q. 複数のチーム(Web・モバイルアプリ開発など)に同時に所属するようなことはできる?

2つのチームに所属することもできるし、1個のチームで両方することもできる。

そこを制限するようなものはない。

実際に両方共を1人のエンジニアがやっている。


以上、2回目開催座談会の内容の一部でした。

この日は他にも、

  • 技術力をつける上で、会社の環境や制度を重視するべき?
  • 受託だと案件が決まった時点で使う技術が決まっている?
  • プロジェクトのスケジュールはどうやって管理している?
  • スーツを着る機会はある?

などなど、多岐に渡る議題で盛り上がりました!

3回目(2020/1/25) 座談会は就活/転職活動中ではない人も参加できます 😀

次回は午前・午後に1時間ずつ座談会を開催し、座談会後出展企業のブースを周る時間を設けます。

座談会で各企業さんの特色を把握したあと、ブースでがっつりと話をして就職/転職先を本気で探すもよし!

「今がっつり就活/転職を考えているわけじゃないけど、どんな企業さんがあるのか知りたいな~」ぐらいのゆるふわな感じで座談会をみて、もくもくスペースなどでゆるく喋ってもらうもよし!

「面白そうだな!」と思った方、ぜひ2019/01/25(土) 「就活GeekHub」にご参加ください。

現在、出展企業/参加者共に募集中です。

株式会社メンバーズエッジ 採用インタビュー 〜日本中を開発拠点に!エンジニアが輝ける場所を〜

9/14(土)大阪開催「就活GeekHub」出展企業インタビュー! 今回は、「日本中を開発拠点に!」の合言葉のもと、アジャイル開発に特化したチーム型システム開発支援事業を展開している 株式会社メンバーズエッジ の山本さんにお話をお伺いしました。

参加登録はこちらから。 www.geekhub.jp

www.membersedge.co.jp

インタビュアー :あべ( @aa7th「就活GeekHub」主催のフリーランスエンジニア。)

メンバーズグループ -心豊かな社会を作る-

― 山本さんが所属されているメンバーズエッジは、株式会社メンバーズさんのグループ会社とお伺いしています。まずは親会社であるメンバーズさんのお話を聞かせてください。

山本
親会社のメンバーズは企業のデジタルマーケティングを支援する会社です。主にWebサイトの制作や運用を通して、企業の成果を向上させていくというところに主軸を置いています。また、メンバーズはMission(経営理念)を大切にしており、「“MEMBERSHIP”でマーケティングを変え、心豊かな社会を創る」を目標に掲げています。デジタルクリエイターの力で持続可能な社会創造に貢献していきたいと考えています。

メンバーズを親会社として、メンバーズエッジをはじめとするグループ会社が複数あります。お金を稼ぐためではなく社会の変革をもたらす一つの手段として、Webサイトの構築・運用の仕事を通して社会を変えていこうという、非常に視点を高くもったグループです。

― メンバーズグループさんは、東京一極集中の緩和に取り組んでいらっしゃるとお伺いしています。

山本
はい。メンバーズ自体は東京・仙台・北九州・神戸に拠点があります。メンバーズエッジでは、メンバーズの拠点にもオフィスがありますが、プラスして、札幌・鯖江・福岡にも拠点があり、分散型でやっています。東京で頂いたお仕事を各拠点でやるというのが基本的な流れです。また、最近では、フル在宅勤務での業務も行っています。

メンバーズエッジ -よりエンジニアが輝ける場所を-

― では次に、山本さんが所属されているメンバーズエッジさんのことをお伺いしたいと思います。

山本
メンバーズエッジは、もともとはメンバーズの中でアジャイル開発のチームとして立ち上がった一つの部署でした。

それが洗練された結果、「エンジニアが心豊かに働ける社会をつくる」ということをミッションに2017年に子会社として独立しました。

私たちは、中堅ベンチャーである程度安定しつつ、かつ成長路線にのっている企業に対して、チーム型で開発支援を行っています。SESのようにお客さんのオフィスに常駐する形ではなく、自社の各拠点からテレビ会議で繋いで東京のお客さんと仕事をしています。

お客さんのサービスを一緒に育てる受託開発スタイル

― チームはどのような形態なのでしょうか。

山本
基本的にクライアントのプロダクト単位で作られます。

特徴的なのは準委任契約を前提としていることです。「これを作ります。」というような請け負い方ではなく、期間契約かつ長期契約が前提となっています。よくある開発請負型だと三ヶ月や半年スパンで案件が切り替わってチームが変わることもあると思うのですが、弊社の場合基本的に1、2年スパンで固定のチームとなっています。

ですので受託開発とはいえ、自社サービス開発チームとしての特色もあり、お客さんのサービス自体の成長にコミットしていく形で開発をすすめています。

受託開発では、お客さんに「これをこういう仕様で作ってください」と言われてその通りに作ることが一般的だと思います。弊社の場合、サービスの大きな方針はもちろんお客さんに決めて頂きますが、そこに対してよりどういう作り方が良いかとかどうあるべきかのディスカッションを行っています。お客さんも我々のことは外注先というよりも、一緒にサービスを考えていくパートナーとしてみてくださっています。

― なるほど。作って終わりではなく、長期間お客さんと一緒にそのサービスを育てていくんですね。

山本
そうですね。

一方で自社サービス開発との違いは、エンジニアがその案件についてやりきったぞとなったときに、他のサービス開発のチームに移ることが可能であることです。一つのサービスにコミットして成長させていく経験を得ることもできますし、ある程度やりきったときには、いろいろな企業の案件にスイッチしてより幅を広げていくこともできます。

― 先程、ある程度安定しつつ、かつ成長路線にのっている企業がお客さんであるとお伺いしました。スタートアップからやっている案件は今のところはないのでしょうか。

山本
今はまだ、すでにリリースされたサービスの運用フェーズから支援という形で入っているケースが多いです。 ですが、最近では企業の社内ベンチャーなどでサービスの立ち上げからご支援する案件も増えてきています。ないものを作るというのは難しい局面も多いですが、顧客と一緒に成長していけます。

コミュニケーション重視のリモートスクラム開発

― チームの配属はどのように決まるのでしょうか。

山本
配属はお客さんからのご要望と実際に入るメンバーの持っているスキルや技術によって決まります。即戦力を求められる場合もあれば、一緒に成長していくことを前提としてもらえるお客さんもいらっしゃるので。

一番重要視するのはチームメンバーの相性です。チームは拠点で固めず、例えば同じ案件をやっているメンバーが仙台、東京、神戸といったように社内でも拠点が分かれます。。リモートで開発を進めるため、メンバーの相性はかなり大きなファクターを占めます。そういうところを見ながらアサインを決めています。

― サイトの業務内容の「使用技術・ツール」を拝見したのですが、使用技術の幅が広いなと思いました。言語はRubyPHP、Go、Scala・・・フレームワークやインフラも多岐にわたっていますね。

山本
使用技術は基本的にはお客さんが使われているプロダクトに合わせて習得しています。

ただ、知見が乏しい技術について「得意です」と嘘をついてお請けするようなことはしません。エンジニアは基本的に一つの言語を嗜んでいれば他の言語であってもすぐに覚えることができるので。ベースの言語は大事にしていますが、お客さんにご理解いただいた上で、例えばRubyの経験者がPHPの案件に入って覚えるところからやるということがあります。

また、技術力よりもコミュニケーションの部分が非常に大事だと考えています。技術力はもちろん大事ですが、技術スイッチに必要な勉強はお客様の承認をもらった状態で時間をとっており、みんな自律的にに勉強しています。

― 研修・育成の「ウォームアッププログラム」というのはなんでしょうか。

山本
ウォームアッププログラムは中途向けの研修です。新卒は言語を1つ決めて何か物を作っていく研修がありますが、中途採用者の方は1-2週間のリモートとスクラム研修となります。アジャイル開発の一定のスパンに区切ってリリース可能なものを作っていく工程や、その中でリモートでどのようにメンバーとコンセンサスをとっていったらよいかということを身に付けてもらうためのプログラムになっています。

弊社に転職してくる人はリモート開発の経験がなかったり、ウォーターフォール型の開発プロジェクト出身の方が多いです。そのため、よりよいソフトウェアを作るために、きっちり作りつつも、その上で変化に対応していくためのマインドと、リモートでどれだけ認識の差が生まれやすいか、それを改善するためにどういう動きをしなくてはいけないかというところの研修をしています。

― ブログにゲームを用いたスクラムワークショップの様子の記事がありますね。これはリモートでやっているのですか?

www.membersedge.co.jp

山本
はい。これはそれぞれの拠点をリモートでつないでやりましたね。

あと、紙飛行機を作って飛ばしながら改善していくスクラムワークショップをやったこともありました。ワークショップは現場のリーダーが課題を見据えて開催しています。今日もちょうどワークショップがあります。大体月1くらいでやっていますね。

全国各地で働ける社会に!拠点がバラバラなリモートチーム

― それでは次に、勤務スタイルについて、特にメンバーズさんが力を入れていらっしゃるリモートワークについてもお伺いしたいと思います。まず勤務地はどのようにして決まるのですか?

山本
メンバーズもメンバーズエッジも新卒と中途で分かれていて、新卒の方は採用時の希望や全体のことを見つつ配属拠点が決まります。中途に関しては基本的に希望の勤務地となります。

― エッジさんの拠点が東京・仙台・北九州・神戸・さとやま(鯖江)・札幌なんですね。もし鯖江に行きたい!となったら、鯖江勤務ということになるんでしょうか。

山本
はい。そういうことになります。

サイトのオフィスの写真 を拝見しましたが、おしゃれなラウンジですね。

山本
これはメンバーズの東京本社のラウンジになります。今東京はメンバーズとメンバーズエッジで同居しています。

札幌だけレンタルオフィスなので例外なのですが、他は全拠点にラウンジスペースがあります。弊社は、オンとオフの切り替えをきっちりやっていこうというのが大きな方針としてあるので。

― 気分転換にラウンジで作業されることもあるんですか?

山本
はい。あります。

― リモートでのお仕事は具体的にどういう感じでされているんでしょうか。

山本
サイトに写真 があるのですが、自分のPCからTV会議に入って、ヘッドセットしてマンツーマンでコミュニケーションを取りながら仕事をするというのが多いです。

― 他の拠点の様子を大きな画面で映しながら仕事されるんですね。

山本
そうですね。チームごとに自分のパソコンでテレビ会議につないでいます。その中にお客さんも他の拠点のメンバーもいて、直接やり取りしています。

― 各拠点とは基本的につなぎっぱなしにしているということですか?

山本
はい。テレビ会議に全拠点が入っているので、画面を切り替えれば各拠点の様子が分かるようになっています。

― 自宅からリモートワークをされている方とかはいらっしゃるんですか。

山本
ちょうど今年の5月に 在宅勤務制度 ができました。また、フル在宅での採用も始まっていますので、より柔軟なワークスタイルが実現可能になっています。

― 別拠点に出張することはありますか?

山本
現在フルリモートでやっているので出張というの少なく、メンバーの必要に応じてという形です。なので、お客さんと会うことを大事にしているチームは、定期的に出張していますし、リモートのやり取りで完結しているチームもあります。また、独自の取り組みとして、拠点出張制度があります。不定期・応募制で、何の用事がなくても他の拠点に5日間出張に行ってよいという制度です。日頃離れているメンバーとその制度を使ってみんなで集まって、合宿したりミーティングしたり飲みに行ったりしています。

― 用事がなくても行っていいというのはいいですね。楽しそう! 他にもいろんな制度 がありますね。何かイチオシの制度はありますか?

山本
弊社は生涯エンジニアとして生きていくということを目的に掲げているので、資格制度や資格を取った際の支援というのは割とある方ですね。例えば、遠方のイベントに出る費用を25%支援する制度があります。

あと、今は鯖江のみが対象ですが、首都圏で働いている人が地方に移住する費用の支援制度もあります。

今後もそういう地方拠点は増やしていく予定です。今のところ10年で50拠点という目標があります。今年も1-2拠点出す予定で、全国で働けるようにするというのが弊社が力を入れて取り組んでいるところです。

目指すは生涯エンジニア -価値がある物を作ることを大切に-

― メンバーズエッジさんの思想について改めてお伺いさせてください。

山本
サイトの社長メッセージ にあるのですが、世の中の多くのシステム業界の構造にありがちな、開発者がお客さんから一番遠いところにいる状態をまず変えたいと思っています。弊社は、開発者がお客さんから近い場所にいて、作るものの価値をしっかりと見出していくということを非常に意識しています。

弊社はプランナーもディレクターやプロジェクトマネージャーもいません。チーム全員がお客さんと直接テレビ会議でコミュニケーションを取りながらものづくりをしています。上下関係はなくフラットな体制でやっている会社です。そのため、通常よりも高いコミュニケーション能力を求められたりします。お客さん側にもエンジニアがいて、GithubのPullRequestをお客さんがレビューします。コードレベルで自分達のアウトプットを見られますし、そういった環境の中で技術を身に着けて、しっかりとしたものを提供していこうというのが弊社の特徴です。

― 現場で活躍し続けるエンジニアを目指すというお話も聞いています。

山本
多くの会社では勤続年数が長くなるとモノを作る人ではなく、人を管理する人になることが多いですが、弊社ではできるだけマネジメント層を作らず、チームが権限と責任を持って業務を遂行していくことを重要視しています。一定数、私のような調整役もいるんですが、それだけがキャリアパスではないです。現場でより技術的に高い案件について進めていくことも、一つのスペシャリストの在り方としてできるようになっています。

基本的に、技術は手段と考えています。技術ももちろん大事なのですが、一番大切なのはそれで何を作り出すかとかどういう価値を作り出すかというところだと思います。プログラムを一つのツールとして捉えて、その先をエンジニアとして見据えて成長していけるような形態を求めています。プログラムは目的ではないということです。

― なるほど!ではその考えに共感できる!という方は、是非メンバーズさんのブースに足を運んでいただければと思います。本日はありがとうございました!

参加登録はこちらから! www.geekhub.jp

お友達と一緒に参加でノベルティプレゼント🎁

いよいよ今週末開催の「就活GeekHub!」

今回の就活GeekHubでは、当日複数人で参加してくれた方には、そのグループ全員に特製ノベルティをお渡しします ✨

ぜひお友達も誘って一緒にご参加くださいね 😀 何人でもOKです 👌

今回の就活GeekHuは企業ブース(株式会社インパスサイボウズ株式会社 他)、LT大会、座談会、学割付きの技術書販売ブースと企画盛りだくさん!お気軽にお越しください 😀

blog.geekhub.jp

エンジニアを目指すなら「就活GeekHub」へGo 👍

ジャージで行ける就活イベント 「就活GeekHub」!🏃‍♀️🏃‍♂️ いよいよ開催日が1週間後に迫ってきました 🙌

www.geekhub.jp

本日は改めて、このイベントがどういうイベントなのかをお知らせします 😃

⭐️ このイベントをおすすめな人

  • エンジニアを目指している学生・社会人の方
  • 転職を考えているエンジニアの方

就職活動中の学生さんはもちろん、まだ就職活動をはじめていない学年の方も大歓迎です ✨ 転職をお考えの中途/キャリアの方もぜひお越しください。 インターン/アルバイトをお探しの方もどうぞ!

⭐️このイベントでできること

ジャージで来れるぐらい気軽に参加できる

キャッチフレーズに「ジャージで来れる就活イベント!」とある通り、私服でふらっと気軽に来ていただけます。「本当に・・・?」とお疑いの方は 前回の模様 をご覧ください。

企業のエンジニアと話をして、現場の話を聞くことができる

ブースでは基本的に1対1で話していただくため、一方的に企業の会社説明を聞くのではなく、いろいろな話をしていただくことができます。ご自身の話はもちろん、企業の人に聞きたいことがあれば気軽に質問していただいてOK ❗ また14:00-15:00には、事前に匿名で質問を募集しての座談会 を開催します。「直接はちょっと聞きづらいなぁ 😅 」という質問を投稿しておいていただくと、座談会で回答が聞けるかもしれません。

技術の話で盛り上がることができる

Geek」とイベント名にある通り、中のエンジニアの方が技術ブログを書いていたり、勉強会で登壇をしていたりと、技術アウトプットを積極的に行っている企業が出展しています。

また、LT大会、座談会、技術書販売、雑談可能なもくもくスペースと、技術好きな方が技術ネタで話ができる場を用意していますので、ただ会社の説明をきくだけではなく、企業や他の参加者の人と技術の話で盛り上がることができます。

「エンジニア」と言っても、企業・チーム・個人で働き方も考え方も様々。 就職/転職活動中でがっつりと就職先をお探しの方はもちろん、「就職といっても先だしまだピンとこないなぁ・・・🤔」という学生さんも大歓迎! 色々な人の話を聞いて、将来入りたい企業さんのイメージやご自身の将来のエンジニア像を見つけるきっかけにしていただければ幸いです ✨

前回の参加者からの感想

前回参加頂いた方からの感想を一部ご紹介します。

  • 色んな企業の話を聞くことができて面白かった、有意義だった。
  • じっくり話をすることができたので、お互いのことをよく理解できた。企業とのマッチングする上での軸を深めることができた。
  • 座談会でいい議論がなされていて、いい企画だった。
  • もくもくスペースでいろんな参加者と話ができてよかった。
  • もくもくスペースで話はしなかったけれども、聞こえてくる話を聞いているだけで面白かった。

当日のツイートまとめもぜひご覧ください!当日の楽しげな雰囲気が分かるまとめになっています 😀

togetter.com

参加したい!という方は

公式サイトよりお申し込みください 🎉

www.geekhub.jp

当日グループで参加してくれた方にはノベルティをプレゼント 🎁 ぜひお友達もお誘いの上でお越しください 👍 ご参加お待ちしております!